エアサイクルの家
更新日 2012年07月13日(金)
エアサイクル工法でつくる家
高断熱・高気密の一歩先へ。これからの時代のニーズに応える『エアサイクル工法』
For Property
エアサイクル工法は、木の家を長持ちさせ、資産価値の高い家をつくります。断熱性能と湿気を拡散させるエアサイクル層が木材腐朽を軽減し、しっかりした構造部の維持に繋げています。幾世代にわたって家族が快適な済み心地を享受できます。資産価値の高い家は、優良な住宅ストックを形成する社会資産としても高く評価されます。売却する際もより高い値を付けられることもあり、安心して暮らすことができます。
for Health
「エアサイクル工法」の家は、季節の移ろいに合わせパッシプに機能を変えます。エアサイクル層の動く空気が湿気を拡散させて、躯体内でのカビの繁殖を軽減。外張り断熱材による断熱に加え、冬はエアサイクル層の暖気が住まいを包み込み、家の中の温度差を少なくします。また、夏は屋根断熱の遮熱効果と躯体内の上昇気流がこもった熱気を軽減し、部屋聞の通風計画と合わせ、暑さを和らげ、健康な空間をつくります。
for Ecology
「エアサイクル工法」の家は、優れた断熱性を備えながら、高断熱・高気密住宅とは一線を画す、太陽の温もりや風の涼など、自然の恵みを活用する、健康的でさわやかな省エネルギー住宅。「次世代省エネルギー基準」に対応した家づくりができます。長寿命なので、長期にわたって環境に負荷をかけず、ライフサイクルコストを軽減できます。サスティナプルな暮らしが求められる時代にぴったりの住まいです。
For House
住まいをもっと長持ちにしたい……。
1973年、日本の住宅総数は世帯数を上回りました。しかし、日本の住宅は欧米と比較して、寿命が短く、巨大地震がくれば倒壊する危険のあるものもまだまだ多いと言われています。高温多湿の日本の気候では、結露や腐朽菌、カビ、シロアリが繁殖しやすく、それが木造住宅の寿命を縮める要因になりがちです。住まいの耐久性を高める上で、湿気対策は最も重要な課題。エアサイクル工法は、この課題に取り組み、21世紀のサスティナプル(持続可能な経済社会)が求めている省エネルギー型の長寿命住宅の実現を目指しています。
for Human
住むひとを健やかに、幸せにしたい……。
家族の健康を育み、やすらぎを得るための住まいが住む人の健康を損なうことがあります。建材や家具に含まれるホルムアルデヒドなどの化学成分が原因のシックハウス症候群、カビ、ダニによるアレルギー性疾患、温度差によるヒートショックなど、さまざまな事例が報告されています。高齢化社会を迎える日本では、健康によい住宅をつくることが、ますます大切になってきます。有害物質を含まない材料や調湿作用のある自然素材を使い、断熱・遮熱・気密換気とエアサイクル工法で、暑さ・寒さ・温度差を健康的なレベルに維持し、カビやダニの出にくい住まいをつくることができます。
for Earth
健やかな地球を、未来ヘ。
高度な文明と経済成長の陰で進行した環境破壊。その結果が地球温暖化やオゾン層の破壊、資源の枯渇などの地球環境問題です。破滅を回避するためには、産業や生活を環境にやさしいスタイルに切り替えていかなくてはなりません。住宅でいえば、省エネルギー住宅であり、長寿命住宅です。エアサイクル工法を活用すれば、すぐれた断熱性と太陽や風、地熱などの自然のエネルギーの活用で、冷暖房費が節減できます。また建物を長持ちさせて資源を有効に活用し、廃棄時にはゴミを少なく、リサイクルできる部材は再利用できるなど、環境にやさしい家づくりをめざします。